妊娠初期の女性が風疹に罹患すると、胎児感染により白内障などの眼症状、先天性心疾患、難聴などの症状を呈する先天性風疹症候群を引き起こすことがあります。
このようなこともあり、厚生労働省より、妊婦への感染を抑制するため、特に
【1】 妊婦の夫、子ども及びその他の同居家族
【2】 10代後半から40代の女性(特に、妊娠希望者又は妊娠する可能性の高い者)
【3】 産褥早期の女性
のうち、明らかに風疹にかかったことがある、予防接種を受けたことがある又は抗体が陽性であると確認ができた者を除いた者に対して、任意での予防接種を受けることについて、検討いただくよう、周知を図ること。という依頼がありました。
妊婦の方のご主人で、まだ風疹にかかったことがない方は風疹の予防接種を受けることをお勧めします。
院長